自分の評価は正しいか?

看護師の転職理由は人それぞれです。また1つの理由だけで転職を決める人は少ないと思います。いくつかの理由が積み重なって、最終的に転職することを決断する。転職を経験した方は、そんな感じだったんじゃないでしょうか?

転職理由の中で多いものとして上げられるのが、「自分の仕事に対する評価」です。評価には、自己評価と周囲から見た相対評価というのがあります。100%一致していることはあり得ませんが、それがあまりにも乖離していると不満ややり甲斐を感じられない原因になります。

評価を感じるかどうかのポイントには、年収、ポストなど明確なものから、上司や仲間から日頃どういうふうに接してもらっているかなどの曖昧なものまであります。

その中でも年収は、明確な分だけ転職を決意する決定要因になることが多いです。
例えば残業と言えば、仕事が終わった後に居残って仕事をすることというイメージがありますが、病院は24時間稼働しています。
看護師の業務は、自分の出勤時間前から始まることも多く、その分が収入として支払われていない場合もあるわけです。

毎日1時間早く仕事を始めて、それが一ヶ月20日あったとすると、それだけで20時間です。
スムーズな業務を考えた時に必要なのであれば、その分は報酬として支払われるべきです。

また、勤務時間が終わって帰宅しても、日中気になった薬剤のことや、看護方法について確認したり、認定看護師の資格取得のために勉強したり、新しい医療機器について勉強したりということはあるわけで、その分は時間計算で給与に反映することはありません。

しかし、その努力が実り、結果を出した時には、その結果に対しては評価を受けるべきだと思うのです。

国の財政難から消費税の増税が決まり、さらにTPPも参加しそうな雰囲気があるなかで、医療機関はより一層の経営努力が必要になります。
厳しい経営状況に進むとはいえ、スタッフなしでは病院が成り立つはずはありません。

勝ち組、負け組という言葉が聞かれるようになってずいぶん経ちますが、これからは医療従事者に選ばれる医療施設とそうでない施設の格差が明確になってくるのではないでしょうか。

看護師が年収アップすることは厳しい時代に入っていきますが、その流れの中でも正当な評価をしてくれるところ、評価してくれていると感じられるところが生き残ると思っています。